中部運輸局(令和5年11月)

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令和5年11月問題

中部運輸局
注意事項:問題文末尾の括弧は、関係する法令等を指します。また、設問の文中には、法令の条文をそのまま引用せずに、一部省略している場合があります。
(次のどちらかの指示に従ってください)
Ⅰ.次の問題の文書で正しいものには〇を、誤っているものには×を(    )内に記入しなさい。
Ⅱ.次の問題の文章の指示に従って、質問に答えなさい。

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I. 次の問題1から18の文章で正しいものに○を、誤っているものに×を( )内に記入しなさい。

問題1(事業の譲渡し及び譲受け等)
一般貨物自動車運送事業の譲渡し及び譲受けは、国土交通大臣の許可を受けなければならない。(貨物自動車運送事業法)

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問題2(定義)
貨物自動車運送事業法において、「一般貨物自動車運送事業」とは、他人の需要に応じ、有償で、自動車(三輪以上の軽自動車及び二輪の自動車を含む。)を使用して貨物を運送する事業をいう。(貨物自動車運送事業法)

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問題3(交通事故の場合の措置)
交通事故があったときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。(道路交通法)

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問題4(運送約款)
一般貨物自動車運送事業者は、運送約款を定め、国土交通大臣の認可を受けなければならない。但し、一般貨物自動車運送事業者が、国土交通大臣が定めて公示した標準運送約款と同一の運送約款を定め、又は現に定めている運送約款を標準運送約款と同一のものに変更したときは、その運送約款については認可を受けたものとみなす。(貨物自動車運送事業法)

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問題5(運行管理者等の選任)
一般貨物自動車運送事業者は、一般貨物自動車運送事業者が行う運行管理に関する教育を行うことにより、従業員のうちから運行管理者の業務を補助させるための者(補助者)を選任することができる。(貨物自動車運送事業輸送安全規則)

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問題6(輸送の安全)
一般貨物自動車運送事業者は、事業用自動車の運転者が休憩又は睡眠のために利用することができる施設を整備しなければならない。(貨物自動車運送事業法)

7 / 30

問題7(報告書の提出)
一般貨物自動車運送事業者は、その事業用自動車が転覆し、火災を起こし、その他国土交通省令で定める事故を引き起こしたときは、30日以内に、事故の種類、原因その他国土交通省令で定める事項を届け出なければならない。(自動車事故報告規則)

8 / 30

問題8(事業改善の命令)
国土交通大臣は、一般貨物自動車運送事業の適正かつ合理的な運営を確保するため必要があると認めるときは、事業者に対し、自動車その他の輸送施設に関し改善措置を講ずることを命ずることができる。(貨物自動車運送事業法)

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問題9(輸送の安全)
一般貨物自動車運送事業者は、経営の責任者の責務を定めることその他の国土交通大臣が告示で定める措置を講ずることにより、絶えず輸送の効率向上に努めなければならない。(貨物自動車運送事業輸送安全規則)

10 / 30

問題10(日常点検整備)
自動車の使用者は、自動車の走行距離、運行時の状態等から判断した適切な時期に、国土交通省令で定める技術上の基準により、灯火装置の点灯、制動装置の作動その他 の日常的に点検すべき事項について、目視等により自動車を点検しなければならない。(道路運送車両法)

11 / 30

問題11(運行記録計による記録)
一般貨物自動車運送事業者は、全ての事業用自動車に係る運転者の乗務について、当該事業用自動車の瞬間速度、運行距離及び運行時間を運行記録計により記録し、かつ、その記録を1年間保存しなければならない。(貨物自動車運送事業輸送安全規則)

12 / 30

問題12(有償運送)
貨物自動車運送事業を経営する者は、有償で旅客の運送をしてはならない。災害のため緊急を要するとき、その他やむを得ない事由がある場合であっても、旅客を乗車させる構造要件を備えていないことから、有償で旅客の運送をしてはならない。(道路運送法)

13 / 30

問題13(事故の報告)
一般貨物自動車運送事業者は、その事業用自動車が、程度の大小にかかわらず事故を引き起こしたときは、遅滞なく、事故の種類、原因その他国土交通省令で定める事項を届け出なければならない。(貨物自動車運送事業法)

14 / 30

問題14(点呼等)
一般貨物自動車運送事業者は、事業用自動車の乗務を開始しようとする運転者に対し、対面(運行上やむを得ない場合は電話その他の方法)により点呼を行い、疾病、疲労、飲酒その他の理由により安全な運転をすることができないおそれの有無及び道路運送車両法による点検の実施又はその確認について報告を求め、事業用自動車の運行の安全を確保するために必要な指示をしなければならない。(貨物自動車運送事業輸送安全規則)

15 / 30

問題15(事業報告書及び事業実績報告書)
一般貨物自動車運送事業者は、所轄地方運輸局長に、前年4月1日から3月31日 までの期間に係る事業実績報告書を、毎年5月31日までに提出しなければならない。(貨物自動車運送事業報告規則)

16 / 30

問題16(運行指示書による指示等)
一般貨物自動車運送事業者は、運行ごとに貨物自動車運送事業輸送安全規則に掲げる事項を記載した運行指示書を作成し、これにより自家用自動車の運転者に対し、適切な指示を行い、及びこれを当該運転者に携行させなければならない。(貨物自動車運送事業輸送安全規則)

17 / 30

問題17(乗務等の記録)
一般貨物自動車運送事業者は、事業用自動車に係る運転者の乗務について、当該乗務を行った事業用自動車ごとに必要な事項を記録させ、かつ、その記録を1年間保存しなければならない。(貨物自動車運送事業輸送安全規則)

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問題18(一般貨物自動車運送事業の許可)
一般貨物自動車運送事業を経営しようとする者は、国土交通大臣の認可を受けなければならない。(貨物自動車運送事業法)

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Ⅱ 次の問題19から26の文章の指示に従って、質問に答えなさい。

問題19(運送約款の記載事項)
運送約款には必ず記載しなければならない事項がありますが、次のア~オのうち、当てはまらないものを1つ選び( )内に記号で記入しなさい。(貨物自動車運送事業法施行規則)
ア.経営状況に関する事項
イ.運賃及び料金の収受又は払戻しに関する事項
ウ.運送の引受けに関する事項
エ.積込み及び取卸しに関する事項
オ.損害賠償その他責任に関する事項

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問題20
親事業者が、下請事業者に対し製造委託等をした場合の禁止行為として、誤っているものを1つ選び( )内に記入しなさい。(下請代金支払遅延等防止法)
ア.下請代金をその支払期日の経過後なお支払わないこと。
イ.下請事業者の責に帰すべき理由がある場合に、下請代金の額を減ずること。
ウ.下請事業者の給付の内容と同種又は類似の内容の給付に対し通常支払われる対価に比し著しく低い下請代金の額を不当に定めること。
エ.下請事業者の給付の内容を均質にし又はその改善を図るため必要がある場合その他正当な理由がある場合を除き、自己の指定する物を強制して購入させ、又は役務を強制して利用させること。

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問題21(貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間等)
貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間、休息期間及び運転時間については、労働省告示(平成元年2月9日労働省告示第7号)によって定められています。次の中から誤っているものを選び記入しなさい。(自動車運転手の労働時間等の改善のための基準)
ア.拘束時間は、1箇月について296時間を超えないものとすること。
イ.運転時間は、2日を平均し1日当たり9時間、2週間を平均し1週間当たり44時間を超えないものとすること。
ウ.勤務終了後、継続8時間以上の休息期間を与えること。

22 / 30

問題21-2(貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間等)
貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間、休息期間及び運転時間については、労働省告示(平成元年2月9日労働省告示第7号)によって定められています。次の中から誤っているものを選び記入しなさい。(自動車運転手の労働時間等の改善のための基準)

エ.1日についての拘束時間は、10時間を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても最大拘束時間は、13時間とすること。
オ.連続運転時間は、4時間を超えないものとすること。

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問題22(事業の譲渡し及び譲受け等)
次の申請のうち、国土交通大臣の認可を要しないものはどれか。(貨物自動車運送事業法)
ア.法人の合併及び分割
イ.事業の譲渡し及び譲受け
ウ.事業の休止及び廃止

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問題23(運行管理者の業務)
次のうち、運行管理者が行わなければならない業務として正しいものには○を、誤っているものには×をつけなさい。(貨物自動車運送事業輸送安全規則)
ア.運転者に対して点呼を行い、報告を求め、確認を行い、及び指示を与え、並びに記録し、及びその記録を保存し、並びにアルコール検知器を常時有効に保持すること

25 / 30

問題23-2(運行管理者の業務)
次のうち、運行管理者が行わなければならない業務として正しいものには○を、誤っているものには×をつけなさい。(貨物自動車運送事業輸送安全規則)

イ.日常点検整備の結果に基づき、運行の可否を決定すること

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問題23-3(運行管理者の業務)
次のうち、運行管理者が行わなければならない業務として正しいものには○を、誤っているものには×をつけなさい。(貨物自動車運送事業輸送安全規則)

ウ.乗務員が休憩又は睡眠のために利用することができる施設を適切に管理すること

27 / 30

問題24(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律における「不公正な取引方法」とは、次のいずれかに該当する行為であつて、公正な競争を阻害するおそれがあるもののうち、公正取引委員会が指定するものであるが、次のア~カのうち誤っているものを1つ選び( )内に記号で記入しなさい。(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)
ア.不当に他の事業者を差別的に取り扱うこと。
イ.低廉な対価をもつて取引すること。
ウ.不当に競争者の顧客を自己と取引するように誘引し、又は強制すること。
エ.相手方の事業活動を不当に拘束する条件をもつて取引すること。
オ.自己の取引上の地位を不当に利用して相手方と取引すること。
カ.自己又は自己が株主若しくは役員である会社と国内において競争関係にある他の事業者とその取引の相手方との取引を不当に妨害し、又は当該事業者が会社である場合において、その会社の株主若しくは役員をその会社の不利益となる行為をするように、不当に誘引し、唆し、若しくは強制すること。

28 / 30

問題25(事業計画)
次のうち、事業計画に含まれない事項を1つ選びなさい。(貨物自動車運送事業法施行規則)
ア.事業者名及び代表者名
イ.各営業所に配置する事業用自動車の種別ごとの数

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問題25-2(事業計画)
次のうち、事業計画に含まれない事項を1つ選びなさい。(貨物自動車運送事業法施行規則)

ウ.自動車車庫の位置及び収容能力
エ.運送約款

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問題26(目的)
貨物自動車運送事業法の目的として条文に記載のないものはどれか。(貨物自動車運送事業法)
ア.貨物自動車運送事業の運営を適正かつ合理的なものにすること。
イ.貨物自動車運送事業の過当な競争の防止に関すること。
ウ.輸送の安全の確保と公共の福祉の増進に資すること。

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